-’74 TYPE 147 Fridorin Swiss仕様-

VWとWESTFALIAが制作したスイスの郵便車です。
当時ドイツ郵便局からフォルクスワーゲンに郵便車制作の依頼が来ましたが、
製作台数が少なすぎて、フォルクスワーゲンは採算が合わず断りました。
そこでVW社がドイツのコーチビルドに依頼を掛けたところ、承諾を得て製作。
シャーシはカルマンギアーです。
ドイツ郵便局、スイス郵便局、ルフトハンザ航空の3社に
6000台以上提供しました。
公社での10年間の過酷な使用で、使用期間が終了すると
ほとんどが解体処分になりました。
なので現在も世界現存率がとても少なく、日本には現在分かっている限り
この車両を含めて4台のみです。
そのうち2台がドイツ郵便局、あとの2台がこの車両を含めスイス郵便局です。
ドイツ仕様とスイス仕様の違いはコーナーガラス付き、 フロントがディスクブレーキ、ルーフに換気窓付き。
世界中で最も希少なコレクターズアイテムの一つです。
2年車検